🍁社会人留学生が通訳になるまでの軌跡🍁

カナダに社会人留学中です* 現地での生活についてつづります。

後悔する選択をしてしまうのはなぜ?

こんにちは。

 

本日はメンタリストDaiGoさんの著書「後悔しない超選択術」をもとにお話ししていきます。

 

 

人は1日に約70回もの選択を繰り返しているそうです。 

みなさんは「選択疲れ」を経験したことがありますか?

 

「選択疲れ」とはその言葉の通り、「選択に疲れる」ということです(そのまま)。

 

「選択疲れ」が起きる例

 

一例を挙げると、私は買い物に出かけた際に「選択疲れ」を感じます。

序盤は「あれいいな!これもいいな!」と意気揚々にショッピングを楽しめますが、1〜2時間もすれば何が欲しかったのか分からなくなったり、最終的にどれも不要な気がしたりして疲労感が出てくるのです。

 

多すぎる選択肢は人間から判断する力を奪い、選択できない状態にさせます。

 

 

選択に疲れた結果どうなる?

 

選択する力を失うと、人はどうなるでしょうか?

まず考えられるのが、「いつもと同じでいいか!」と現状維持や無難なものを選ぶ行為です。

他には「みんなが良いと言っていたからあれにしよう!」と周りに流されることもあるかもしれません。

 

しかし、それらは「合理的な選択」ではありません。

一時的な感情や他人の意見を重視した意識決定は、後悔する選択の代表的なものです。

なぜなら、自分の価値観を大切にした選択ではないからです。 

 

また、限られた時間の中で下した決断も将来的には後悔を伴いやすいでしょう。

買い物シーンを再びイメージしてみると、例えば「あと5分でショッピングを済ませなければならない」という条件の中では「焦り」が選択に悪い影響を与えます。

本来は「良い買い物」が目的だったはずなのに、「買い物を済ませること」に意識が向いてしまうのが原因です。

 

あとで冷静になった時に「なんでこんな物を買ってしまったのだろう」と疑問に思える品物があるならば、それらは何かしらのプレッシャーや衝動(ストレス)、流行など「自分の本心ではない何か」の影響を受けて選んだ商品である可能性が高いです。

 

 

「後悔する選択」を回避する方法は?

以下では、後悔しない選択をするために有効な方法3例をご紹介します。

 

1.パターン化できるものはパターン化する

選択はその回数を重ねれば重ねるほど疲労感を生みます。

ですから、選択する機会そのものの削減は選択疲れ回避に効果があります。

繰り返すようですが、選択疲れは合理的判断の大敵です。

 

有名どころでは第44代アメリカ合衆国大統領であるオバマ氏は、毎日同じファッションを貫いていました。

それは紛れもなく、その日に着用する洋服を選択する労力や時間を削減するためだったと言われています。

 

オバマ氏以外の著名人では、アップルの共同設立者の1人であるスティーブ・ジョブズ氏も、洋服を統一していました。

 

彼らのように習慣にできるもの(洋服の系統や起床・就寝時間など)はパターン化すると、選択力の不用意な消耗を防げます。

もしくは、難しい選択をする場合は疲れが溜まっていない午前中に済ませると、合理的な判断がしやすいでしょう。

 

 

2.確証バイアスを疑う

「確証バイアス」とは自分にとって有利な情報だけを信じ、マイナスに働く情報を避けたり無視したりする傾向を指す言葉です。

特に直感で物事を選択する癖がある人は、確証バイアスにとらわれやすいそうです。

時にはインスピレーション(直感)を疑い、物事をプラスとマイナスの両面から慎重に判断することも必要でしょう。

 

さらに、過去の選択の成功例だけを頼りに物事を決定するのも危険です。

なぜなら、「その時はたまたま成功しただけ」という可能性があるからです。

「前回もこれでうまくいったから」という短絡的な発想もまた、未来では後悔を招く恐れをはらんでいるのです。

 

「前は成功したけど今回も同じで良いのか?」「前回と今回では状況がどう変わっていて、何に考慮すべきか?」と、客観的に全体図を捉える必要があるでしょう。

 

 

3.未来の視点から選択肢を見極める

これから下そうとしている判断が目先の利益や感情だけを優先した選択肢でないかを考えるのも良いかもしれません。

買い物の例では、実際に自分がその商品を購入した後の姿まできちんと想像すると、衝動買いによる後悔を未然に防げるでしょう。

 

 

本日は買い物シーンを例にお話ししましたが、選択せねばならない瞬間は家庭や学校、職場などあらゆる場面で存在しています。

 

より詳しく後悔しない選択術について知りたい方は、DaiGoさんの著書も参考にしてみてください。

 

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。