🍁社会人留学生が通訳になるまでの軌跡🍁

カナダに社会人留学中です* 現地での生活についてつづります。

ワーキングホリデーに明確な目標が必要かどうか問題

みなさん、こんにちは。

 

本日は、ワーキングホリデービザで海外渡航をする際に、必ずしも明確な目標が必要か否かについて考えてみましょう。

 

結論から申し上げますと、必ずしもその限りではない気がします(弱腰)。

 

 

ワーキングホリデービザ(通称:ワーホリビザ)とは?

ワーホリビザ最大のメリットは、海外滞在期間中に「就労・就学・旅行」のどれでもできる点にあります。

例えば観光ビザでは就労ができませんし、学生ビザでは働ける場合もありますが週の上限就労時間が決められており、ガッツリとは稼げません。

 

それに引き換えワーホリビザは、フルタイムでの就労も学校への通学も叶う魔法のビザです。

「お金を稼ぎながら海外旅行ができる」という見方もあるため、ワーホリビザ保持者はふらふらと遊んでいるイメージを持たれることもしばしばあります。

 

ワーホリビザ保持者は実際に遊びほうけているか?と問われれば、

〈〈〈完全に人によります!〉〉〉

 

「もう帰りの飛行機代くらいしか銀行口座に残っていない!」と金欠アピールをしながら、それでもたくましく観光を続けるツワモノがいるのも事実ですが、遊ぶ時間を最小限に絞って、勉学と仕事に励む人もいます。

 

 

ワーホリに明確な目標は必要か?

「ワーホリに明確な目標は必要ですか?」という質問に関しては、

〈〈〈完全に人によります!〉〉〉(2回目)とお答えしましょう。

 

明確な目標を設定するメリットは、現地でモチベーションが下がった時に発揮されるでしょう。

 

渡航先で勉強するにしても仕事をするにしても、英語力や文化の相違に悩む瞬間が訪れる可能性があります。

「もう嫌だ!日本に帰りたい!」と諦めそうになった時に頼れるのは、具体的な目標です。

確固たる目標があれば、「これを達成せずには帰国できない!」と踏みとどまる力になります。

 

一方、ワーホリビザ保持者の中には「自分探し」が目的で渡航している人もいます。

「マンネリ化した日本での生活から抜け出したい」、「何か新しい刺激がほしい」という気持ちで日本を離れた人が一定数いるのです。

 

私としては、自分探しの渡航も大有りだと考えます。

何と言っても、現在は「人生100年時代」と言われるフェーズです。

 

100年生きる中のたったの1年くらい、次の目標を探す時期があっても良くない?(突然タメ口)

 

仮に人生が5年間しかなければ、「もう少し急ぐべきでは?」ともなりますが、我々の寿命はそれ以上に長いので極端に生き急ぐ必要はありません。

 

 

目標は変わる可能性もある

実は私もワーホリビザでカナダへ渡航した身です。

日本を出る前は「ワーホリにはもちろん具体的な目標があった方が良いだろう派」でした。

 

けれども、実際にワーホリでカナダに来てみて事前に立てた目標は変わる可能性がある」と気がつきました。

 

良くも悪くも、渡航先では予想外の出来事が起こります。

出会った人によって受ける影響も様々です。

 

現地での体験を通して、本来やりたかった事柄とは別のものに興味が向くことは往々にしてあります。

 

その場合、当初の目標へのこだわりが目の前のチャンス損失を招くかもしれません。

 

自分探しのワーホリは、何かを模索している状態だからこそ「面白そう!やってみよう!」と身軽に動ける側面もあるのです。

放浪の精神が柔軟性に変わるパターンです。

 

繰り返すようですが、海外生活の中では予期せぬ出来事が多く起こります。

住み慣れた土地で計画を立てて、忠実に実行するのとは少々異なる性質があります。

 

ですから、「目標がないワーホリは、時間が無駄になってしまうかな?」と考えてしまうのは早計で、「何かしらを得たい!」という志さえあれば、有意義な滞在にできる可能性があります。

 

カナダに来て1年と数ヶ月が経過しましたが、いまだに〈柔軟性〉が大切だと感じる日々です。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。