【カナダ留学】18〜20日目:憧れの人に会えたのに
みなさま こんにちは。
大学の授業が始まり、日常に活気を取り戻しつつある今日この頃です。
さて、私には今、猛烈にお話ししてみたいバスケ選手がいます。
相手はもちろん私の存在なんて知らないし、日常的に会える人でもありません。
「でも、もしかしたら会えるかも」と淡い期待を抱き、気の赴くまま流れに身を任せて歩いていたら、いきなり憧れの選手とすれ違いました!!
それなのに、まさかこんな即座に遭遇できるとは予期しておらず、幻かと思って固まってしまった。
この日最大の後悔は、「もしも出会えた時に、まず何と話しかけるか」を考えていなかったこと。
正気を取り戻して、セリフを英語に変換した頃には、その人の背中ははるか彼方。
「いや、まだ姿は見えているから間に合う!追いかけよう!」と思いついて、追跡してみたけど(通称:ストーカー)、見失ってしまいました。
「ここで待っていれば、またすぐに戻ってくるかも!」と思って待ち伏せしてみたけど(通称:悪質なストーカー)、再会できず。
この瞬間の激しい喪失感は、筆舌に尽くしがたい。
相手も私も1人だったし、周りに人もいなくて、話しかけるには絶好のチャンスだったのに、勇気と自信がなくて、つかみきれず。
自責の念は、就寝時まで持続。
読者様の中に、会いたい人や憧れの人がいる方がいらっしゃるならば、「会った時に、なんと声をかけるか」をシュミレーションしておくことを激しくおすすめします。
「今後、二度と訪れないかもしれない大チャンスだったのに〜」と思いながら翌朝学校へ(まだ引きずってる)。
授業を受け、図書館で予習。
その後はジムへ。
ロッカーで鍵の解錠方法が分からず悪戦苦闘したがそれでもダメで泣きそうになり、近くのお姉さんに助けを求めたら、最終的にカウンターへ問い合わせるよう勧められる。
そして、カウンターで係の人と会話していたら、なんと、またしても憧れの人が!!!!
今まで言ったことないけど、サンクス ゴッド!!
ありがとうございます!神さま!!
ジムにバスケコートがあり、カウンターの方に吹っ飛んできたボールを回収しに来られた一瞬だけ、お目にかかれました!
さすがはスポーツ選手だけあって、動きに一切の無駄がなく、文字通り「一瞬」でした。
体感では1秒切っています。
でもまさか、こんなところで再び半径3メートル以内まで接近できるとは!!
この日もお話しできなかったとはいえ、自分の幸運に感謝しました。
もしも、図書館で「今日はここまでにしよう」と別のところで区切りをつけていたら。
もしも、ロッカーで鍵の解錠を早々に断念していたら。
もしも、助けを求めたお姉さんが塩対応で、会話がさっさと終了していたら。
もしも、カウンターの係の人に適当にあしらわれて、早期に帰路についていたら。
もしも、ボールが別の方向に吹っ飛んでいたら。
この日、お目にかかれることはなかったわけです。
結局、前日の悔いを挽回することはできなかったけど、なんだか満たされた気分になりました。
「2日も連続で会えるなんて、もしかしたら、今日も会えるんじゃ!?」と調子に乗り始めた3日目は、何も起こりませんでした。
でも、再び会うために、次回こそお話しできるように、今日できることを毎日続けたいと思います。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!