【読書】ダイエット中にお菓子を食べたい欲と論理的に戦う
かつて、「メンタリスト」として大活躍されたDaiGoさん。
実は、読書家としても非常に有名で、海外1日に20冊前後という膨大な量の本を読まれています。
現在では本を出版されたり、企業などの講演会やセミナーの講師として大活躍されています。
DaiGoさんの著書は、とにかく論理的で、ご自身が読書で得られた知識も惜しみなく盛り込まれています。
私が最近、読んだ中で面白かったのがこちら。
自分が好きなことでお金を稼いでいくにはどうすれば良いか、という方向性の書籍なのですが、それ以外にもダイエット面で勉強になった部分がありました。
まずは、ウィルパワーについて。
これは、日本語にすると「意志決定力」となり、集中力の源にもなるものなのだそうです。
もしも、ウィルパワーに満ち溢れている状態であれば、例え目の前に誘惑があっても、理性でそれを制することができます。
しかしながら、このウィルパワーは一定の量しかないため、日常生活の中で判断を重ねる度に、少しずつ消耗してしまいます。
もしかすると、みなさんもご経験があるかもしれませんが、
・飲み会帰り、それほど空腹ではないのにラーメンを食べる。
・ダイエット中に、ふと魔がさしたようにハイカロリーのケーキを食べてしまう。
など、上記のような行動を取ってしまう時は、ウィルパワーが消耗した状態での判断であることが考えられます。
次に、モラル・ライセシングに関して。
正しいことをした後は、少しくらい悪いことをしても良いと考え、誘惑に弱くなる性質とのことです。
例えば、
・ジムでトレーニングを頑張ったから、少しくらいは甘いものを食べていい。
・先週は休日に家族サービスしたから、今週くらいは少しくらいは羽目を外して遊んでいい。
など。
DaiGoさんいわく、この「正しいこと」というのは往々にして、「正しいと思い込んでいること」だそうで、一種の自己正当化、に過ぎないのかもしれません。
さらに、人はそもそも、「双曲割引」=遠い未来より近い未来を優先しがちです。
ダイエットでいうと、3ヵ月先の引き締まった体(遠い未来の成果)よりも、目の前のケーキ(目の前の欲望)が優先されてしまう状態です。
「ウィルパワー」、「モラル・ライセシング」、「双曲割引」といった、心理の仕組みを理解して、長期的な視点で、自分にとって大切なことを少しずつ選択していけるようになると良いですよね。
DaiGoさんの書籍は、自分の心の動きに納得しながら読み進めていくことができるので、本当にオススメです!
私もまだ全ての著書を読みきれていないので、他にも面白いものがあれば、ご紹介させていただきたいと思います。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!