🍁社会人留学生が通訳になるまでの軌跡🍁

カナダに社会人留学中です* 現地での生活についてつづります。

【留学準備】「自分の居場所があることの幸せ」を知りました

みなさま こんにちは。

 

退職と留学準備を進める中で、「〈きちんと自分の居場所がある〉状態が、いかに素晴らしいことだったか」を実感しています。

 

会社に行けば、自分のデスクがあって。

周りには同じ部署の仲間がいて。

 

仕事で現場に行けば、そこにも自分が座るべき席があって。

取引先様と同じチームとして仕事をすることができる。

 

 

でも、退職したら、会社の私の席には違う誰かが座るし、現場に行っても、私がいた場所はまた別の誰かのポジションになる。

 

なんなら、後任の担当者の方が、私よりもそのチームには適していて、すぐに私の存在なんて忘れられてしまうかもしれない。

 

 

かつて私の先輩が、遠くを見つめながら、「仕事を辞めた時、どこにも所属していない寂しさは感じたな〜」と、おっしゃっていたことを、ふと思い出しました。

 

 

居場所という意味では、仕事だけでなく、家に帰れば、そこには過ごし慣れた空間があって。

リラックスして、心の底からのんびりできる。

 

でも今は、そんな住み慣れたマンションを引き払おうとしている。

 

 

「掃除しなくていいから、一生ホテル暮らしがいいわ〜」と、なんとも安直な思考でいた時期がありました。

 

旅行から家に帰り着いた時に発する、「あ〜やっぱり自分の家が1番だわ〜」という、誰しもが一度は味わったことがあるであろうこの気持ちは、「我が家が最高であることを、そもそも忘れないで!」という教訓になりました。

 

 

もちろん、次のステップへ進めば、そこで新しい自分の居場所ができるのでしょうが、今よりも快適である保証はありませんし、「私の場所」にできるまで、どれくらいの時間がかかるかも分かりません。

 

「本当に恵まれた環境で過ごさせてもらっていたのだな」と、あらためて感じました。

 

 

次の世界でも素晴らしい人間関係を築ける人になりたいですし、古巣でも、たまには私のことも思い出してもらえたら嬉しいなと思います。

 

 

本当にすぐそばに迫った退職と留学ですが、感傷的になりすぎず、感謝の気持ちと向上心を持って、日々を過ごしていきたいです。

 

 

本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!