【日々のこと】抽選会の「残念賞」
みなさま こんにちは。
私はいま、熱中していることがある。
それは、近所のショッピングモールでやっている抽選会だ。
モール内で2,000円のお買い物をするごとに、抽選権利が1度与えられる。
ちなみに、レストランで食事をした際にも抽選券がもらえる。
毎日、昼食をここで済ませる私は、ほぼ片手間で券を収集することができる。
モール内で使える金券や、海外旅行券などの豪華商品がもらえる抽選に、胸が高鳴ります!
先日、私はついに初戦を迎えた。
2日にわたって唐揚げとトンテキを2,000円分食し、獲得した抽選券を握りしめ、抽選台の前に立つ。
受付のお姉さんに券を渡し、「それでは、隣のモニターの抽選ボタンを1回押してくださ〜い!」と告げられる。
なんと!!電子式!!
ガラガラハンドル回すタイプじゃないのですね。
まぁ良い。デジタルかアナログかは、ここでは特に問題ではない。
「ポチッ」とボタンを押すと、「ピロン!」とすぐに結果が表示される。
緑色の玉が現れた!
お姉さん「おぉ!ラッキー賞です!!おめでとうございます!」
わぁ!なんか当たった!!
お姉さん「モール内で使っていただける、300円の商品券です〜!」
少額といえば少額だが、「こういう類のものって今まであまり信用していなかったけど、本当に当たるのだな〜」と妙に感心しました。
ランチ代が300円浮くから嬉しい♪
「これ、もしかしたら、そのうち大物が当たるのでは?」と、期待しながら数日後に迎えた、2戦目。
私は、また同じ場所に立っていた。
前回と同様の流れで、抽選ボタンを「ポチッ!」と出す。
白色の玉が登場!!
お姉さん「残念賞でした〜!!」
なぜか、お姉さんの声が異様にデカい。
周りに人が結構いるから、ちょっと恥ずかしい。
私の後ろで抽選を待っている人はおろか、近くの通行人にまで届くほど腹の底から出された声。
お姉さん「それでは、向こうのカウンターで景品をお受け取りください!」
「ハズレでも、何かしらがもらえるのだな〜」
「この時期だったら、ミニカイロとかかな〜」
と、のんきに考えていた。
少し恥ずかしいけど、とっとと景品をもらって、この場を立ち去ろう。
すると、その瞬間は突然訪れた。
お姉さん、
4m向こうのカウンターにいる仲間に向かって。
「こちらのお客様に、残念賞をお願いしま〜す!!!!」(大声)
ちょっ!!先ほどにも増して、大音量!!
しぃ〜〜〜!!ちょっと声のボリューム下げて!!
しかし、私はここで思った。
この残念賞、「残念賞」じゃなかったらいいのに。
他の賞が「ハッピー賞」とか「ラッキー賞」なんだから、例えば「スマイル賞」だったら。
遠くに響き渡るほどの大声で叫ばれても、恥ずかしくないかもしれない。
全国の抽選会関係者様に伝えたい。
残念賞の名称、少しだけ変えてみませんか?
そうは言いつつも私は、例え残念賞になる可能性があったとしても、これからも屈せずに、抽選ボタンを押し続けたいと思います。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!