【日々のこと】中国の一人っ子政策は、なぜ男性人口が増える?
みなさま こんにちは。
読書中、以下のような記述を発見した。
「中国の一人っ子政策は、男性人口が増えるから、2025年には結婚適齢期の男性1,000万人に相手となる女性が見つからない。
貧富の差が広がり、恋人も家族も持てないとなると、戦争リスクが高まるのが歴史的傾向。」
気になったのは、「中国の一人っ子政策は、男性人口が増えるから、」の部分。
私はてっきり、そのあとに、「なぜ男性人口が増えるかというと」などと、解説が続くものと思っていた。
しかし、文章は、さも当たり前かのように、そこで終わる。
え?当然の現象なん??
自慢じゃないが、私は学生時代、世界史や日本史などの授業中、起きて聴講できていた試しがない。
寝る、すぐに寝る。夢まで見るほどに熟睡する。レム睡眠である。
もしかすると、授業中、「一人っ子政策は、男性人口が増えますよ〜」と先生が説明してくれていたかもしれない。
もしも現実がそうだったとしたならば、私はおそらく、その瞬間は夢の中だったはずだ。
せっかく得意分野の英語や国語で偏差値70台をたたき出しても、社会科目でコテンパンにやられ、全科目平均偏差値50に成り下がるのが私である。
しかし、大人になった私は変わった。
読書術で「本は全部読まなくてもOK!読み飛ばしてOK!」というものを、よく耳にする。
だが、私の性格上、見て見ぬ振りができない。
理解できない部分は、片っ端から調べないと気が済まない。
「なぜ、中国の一人っ子政策は、男性人口が増えるのか?」
歴史的知識が圧倒的に少ない私は、子作りの際に胎児の性別を男の子にできる裏ワザでもあるのかと思った。
筆者が解説してくれないから、自分で調べた。
すると、子作りの際の裏ワザではないことが分かった。
実は、お腹にいる子供が女の子だと分かった瞬間に人口妊娠中絶してしまったり、生まれたばかりの女の子を「死産」と称して、その場で処分したりするそう。
怖いですね。驚きの風習です。
「跡取り息子を育てたいからか?」と思ったけど、それも違った。微妙に違った。
当時の中国(特に農村部)では、社会保障制度がなく、「親の老後の面倒は子供が見る」というのが暗黙のルールだったそう。
子供が女の子の場合は、お嫁に出てしまうため、「老後の保障にならない」という理由で、女の子は排除するということでした。
これ、常識なのかな…?
知らなかったのは私だけ…?
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!