🍁社会人留学生が通訳になるまでの軌跡🍁

カナダに社会人留学中です* 現地での生活についてつづります。

【カナダ生活】386日目:ワーホリ中の心境の変化1年分///中盤の4ヶ月

ごきげんようでございます。

 

 

前回は、カナダに入国してから4ヶ月間の、私の頭の中をシェアさせていただきました。

chii0929.hatenadiary.com

 

本日は、続編としてワーホリ5〜8ヶ月目にかけて、

・どのような心境で過ごしていたか?

・どんな活動をしていたか?

について綴ってまいります。

 

 

5ヶ月目

新たに、語学学校に通い始める。

留学生向けの日英通訳コースなので、クラスメイトは全員日本人。

先生もジャパニーズ。

 

日本で英語の授業を受けているのと何ら変わりないので、「私、わざわざカナダに来た意味あるんかな?」と、もの悲しい気持ちになってくる。

でも、英語の勉強は楽しいし、義務教育とは違って、自分が好きなことだけ学習していれば良いのは大人の特権。

 

 

そうは言っても、ネイティブの友達がほしい。

もっと英語話したい!カナダ人の英語を浴びせられたい!

 

ということで、学校外でもコミュニティを模索し始める。

公立図書館で行われている言語交換クラブや教会内のサークル、meet upなどに参加してみる。

 

当たり前だけど、日本語で募集がかかっているものは日本人ばかりが集まる。

結局、ネイティブの友達は見つからず、数回通って終了。

 

 

粘り強い私は、めげずにランゲージエクスチェンジパートナーを見つけるため、携帯のアプリで「Hello Talk」をダウンロードする。

そして、エアリアルシルクという習い事も始めた。

 

うんうん、ようやくネイティブとの接点が出てきた。

「Hello Talkと習い事を継続して、カナダ人と親友になろう。」と決意。

 

 

6ヶ月目

Hello Talkは、アプリ内で英語話者とメールのやりとりや通話ができるので、学習ツールとしては非常に良い。

各ユーザーは居住地をオープンにできるため、同じエリアの人と会話が盛り上がれば、「実際に会って会話練習しよう!」という展開になることが多い。

 

私も実際に数人と会ったり会おうとしたことがある。

しかし、中にはクセモノも混ざっている。

 

・初めて会うのに、車でやってきて、「さぁ!乗りたまえ!」と言ってくる人

・約束の時間になっても現れず、「部屋の床が水浸しになったので行けない」「警察に足止めをくらったのでまた今度がいい」と、不思議な理由でNo showの人

・「今日の午後って暇?」と突然誘ってくる人

 

 

いや、もう、これ出会い系アプリやん!!!!

 

ということで、彼氏やそういった類のお友達(お察しください)探しには役に立つと思いますが、相手に振り回されないように注意が必要。

 

 

もう一つの頼みの綱であった習い事は、英語でレッスンを受け、帰り道にお話する程度のお友達はできた。

しかし、個人的に、スポーツウェアに着替えるのが面倒くさいのと、そもそも運動がそれほど好きではないという大問題を抱えているため、長続きせず。

 

 

「いいのいいの、継続できなくても、新しいことに挑戦できたことに意味があるの!」と、自分で自分を慰める。

 

 

7ヶ月目

語学学校のカリキュラムも終わり、いよいよニートに。

 

「そろそろ働かなきゃ!」ということで、英文の履歴書を作り始める。

書いたところで添削してくれる人がいないので、途方にくれる。

 

バスや電車に乗っていると、たまに声をかけられるので、その機会を利用して、「いま、履歴書を作成しているんだけど正解が分からずに困っている。」と、会話の中に、頼むから添削してくれオーラを放つ。

 

カナダ人の善意を利用し、何とか履歴書完成。

 

 

当初は永住権取得を目指していたので、まずはワーホリビザで企業に雇ってもらって、その後、ワークビザのスポンサーになってもらおう!という浅はかな考えで、企業にエントリーしまくる。

 

返事、全然こない。

面接にすらたどり着けない。

 

 

いつまでも無職でいることが辛くなってきて、最初は選択肢に入れていなかった飲食店にも応募し始める。

二次選考の案内は、2件に1つあるかないか。

 

「日本でアルバイトの面接落ちたことないし、就職活動も第一志望から内定もらえたのに!きぃいいぃ!!」と、過去の栄光を引っ張りだす。

 

ひとまず、面接にこぎつけた2店舗でインタビューをしてもらう。

 

「検討させてもらって、また連絡しますね!」と店長に言われ、店を後にする。

 

連絡、全然こない。

「雇う」とも、「雇わない」とも言われない。

せめて一言でいいから、何か言ってくれ!!

 

 

日本でアルバイトの面接落ちたことないし、就職活動も第一志望から内定もらえたのに!きぃいいぃ!!

 

 

ここで「なにかしらの対策を打たねば!」と思い至る。

 

 

8ヶ月目

きっと履歴書に問題があるに違いないと考え、これまた別の日に電車内で仲良くなったカナダ人に添削してもらう。

 

すると、ほぼ全文に訂正を入れられた。

自己アピール感が乏しいとのこと。

持つべきものは、履歴書を添削してくれるネイティブである。

 

新しい履歴書を携え、2件に応募。

すると、すんなり、双方で採用が決まった。

今までの苦労って一体、、、

 

二つのことを器用にできるタイプではないので、1件はお断りするという、急に強気な立場に成り上がる。

 

苦渋の決断で選んだ飲食店で、晴れて仕事が始まるが、ここでまた壁にぶつかる。

 

今まで日本で働いてきたやり方と全然違う!

「使えない」とみなされたら、急に「明日から来なくていいよ」と言われる北米!

 

アルバイト感覚ではやっていけず、しょっぱなから店の利益、自分のポジションを確立することに精を出す。

 

出る杭打たれるどころか、人より頭ひとつふたつ出ていないと、抹殺される。

 

「これは、何だか大変そうだ。」と悟り始める。

私は人と競うことが好きではない。

 

 

 

4ヶ月間のまとめ

とにかく、ネイティブの友人を作ること&仕事探しに苦戦した期間でした。

 

探し物は見つけにくいものですね。

かばんの中も机の中も探したけれど見つからない(井上陽水

 

特に求職については、正直、こんなに苦労することになるとは考えていませんでした。

 

四年制大学卒業してるし、履歴書がパンパンになる程の充実したキャリアもあるし、なんせ、面接関係にこれまで落ちた経験がない。

 

「まぁ、英語が不十分なことは差し引いても、どこかしらで雇ってもらえるやろう」と、簡単に考えすぎていました。

 

ビザの残存期限も6ヶ月を切ると、雇われにくくなってしまうので、その焦りもありました。

 

結果としては、仕事にありつけたわけですが、壁はまだまだありました。

詳細は次回記事でシェアさせていただきます

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。