【日々のこと】そんな、すぐに怒らないで!
みなさま こんにちは。
私は、後輩がミスをした時に、心がけていることがある。
それは、怒る前に、「なぜ、そのような行動を取ったか?」をまず後輩に確認することである。
私自身、決めうちで怒られたり、誤りを指摘されたりすると、「きぃい〜!ムカつくぜ!」となる。
例えば会社で、上司から以下のように言われると、どう感じるだろうか。
「これ間違っているから、至急、訂正して。」
「何やってんだよ!バカかテメェは!!」
(さすがに、こんな上司はいないか…)
私だったら、「そうカッカする前に、『どういう考えで、その行為に至ったか』を聞いてほしい」と考える。
「少しは私の主張も聞いてくれ!」状態ですね。
実は、その行動は、別の先輩からの指示に従った結果かもしれない。
実は、上司は知らない、自分だけが知っている事実に即して取った、正当な行為かもしれない。
実は、「いやいや、あんたがそうするように言ったんやん!」と、上司みずから、後輩に指示したことを忘れているだけかもしれない。
実際に、後輩が一見、ミスしたように思える場面で、「なぜ、この言動を取った?」と聞いてみると、
「私も新入社員の頃は、同じような誤りをしたな〜」とか、
「なるほど〜。いい線だけど、ここだけ考え方が違うな」とか、
決して、理解不能な失敗をしているわけではないことが分かる。
彼らなりに思考を巡らせた結果、選んだ答えなのだ。
また、単純に、色々と任せすぎてキャパオーバーだった、という場合もある。
冷静に考えてみよう。
怒りをあらわにしたところで、後輩のミスは帳消しにならない。
怒りにエネルギーを使うくらいなら、「それじゃあ、これからどうしようか?」と一緒に考える方が、体力も時間も有効に使えますよね。
指摘される側も、「ここまではよかったけど、この考え方を改善すると、もっと良くなるね」と言われる方が、失敗を今後に活かすことができそうです。
でも、「この人、怒らせたらやばいな」と思われる方が、先輩としての威厳は保てるかもしれません。
(「威厳を保ったところでなんになる」と言われればそれまでですが、少なくともナメられることは避けたい)
あーだこーだ言ってまいりましたが、私は「他人をきちんと怒ることができる人」と比べて、自分に自信がない。
昨日の夜ごはん、何食べたかもすぐに思い出せないくらいですし…。
あとは、そもそも、怒る体力がない。
普通に働いているだけで疲れるじゃん?
「だって人間だもの」とは言わないけれど、誰でもミスするし、私はやはり責められたくないし責めたくもない。
「誰のせいでこうなった?」は抜きにして、現実を客観的に捉え、「今回はどう対処しようか?」と、前向きに会話ができるチームの中で仕事がしたい。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
週末お休みの方は、素敵な休日をお過ごしくださいませ〜。