🍁社会人留学生が通訳になるまでの軌跡🍁

カナダに社会人留学中です* 現地での生活についてつづります。

【日々のこと】そんな、すぐに怒らないで!

みなさま こんにちは。

 

 

私は、後輩がミスをした時に、心がけていることがある。

それは、怒る前に、「なぜ、そのような行動を取ったか?」をまず後輩に確認することである。

 

 

私自身、決めうちで怒られたり、誤りを指摘されたりすると、「きぃい〜!ムカつくぜ!」となる。

 

 

 

例えば会社で、上司から以下のように言われると、どう感じるだろうか。

 

「これ間違っているから、至急、訂正して。」

「何やってんだよ!バカかテメェは!!」

 

(さすがに、こんな上司はいないか…)

 

 

私だったら、「そうカッカする前に、『どういう考えで、その行為に至ったか』を聞いてほしい」と考える。

「少しは私の主張も聞いてくれ!」状態ですね。

 

 

実は、その行動は、別の先輩からの指示に従った結果かもしれない。

実は、上司は知らない、自分だけが知っている事実に即して取った、正当な行為かもしれない。

実は、「いやいや、あんたがそうするように言ったんやん!」と、上司みずから、後輩に指示したことを忘れているだけかもしれない。

 

 

 

実際に、後輩が一見、ミスしたように思える場面で、「なぜ、この言動を取った?」と聞いてみると、

 

「私も新入社員の頃は、同じような誤りをしたな〜」とか、

「なるほど〜。いい線だけど、ここだけ考え方が違うな」とか、

決して、理解不能な失敗をしているわけではないことが分かる。

 

彼らなりに思考を巡らせた結果、選んだ答えなのだ。

また、単純に、色々と任せすぎてキャパオーバーだった、という場合もある。

 

 

冷静に考えてみよう。

 

怒りをあらわにしたところで、後輩のミスは帳消しにならない。

 

怒りにエネルギーを使うくらいなら、「それじゃあ、これからどうしようか?」と一緒に考える方が、体力も時間も有効に使えますよね。

 

指摘される側も、「ここまではよかったけど、この考え方を改善すると、もっと良くなるね」と言われる方が、失敗を今後に活かすことができそうです。

 

 

 

でも、「この人、怒らせたらやばいな」と思われる方が、先輩としての威厳は保てるかもしれません。

(「威厳を保ったところでなんになる」と言われればそれまでですが、少なくともナメられることは避けたい)

 

 

あーだこーだ言ってまいりましたが、私は「他人をきちんと怒ることができる人」と比べて、自分に自信がない。

昨日の夜ごはん、何食べたかもすぐに思い出せないくらいですし…。

 

あとは、そもそも、怒る体力がない。

普通に働いているだけで疲れるじゃん?

 

 

「だって人間だもの」とは言わないけれど、誰でもミスするし、私はやはり責められたくないし責めたくもない。

「誰のせいでこうなった?」は抜きにして、現実を客観的に捉え、「今回はどう対処しようか?」と、前向きに会話ができるチームの中で仕事がしたい。

 

 

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

週末お休みの方は、素敵な休日をお過ごしくださいませ〜。