【読書】ハモを味わう幼児
みなさま こんにちは。
最近お気に入りの、落合陽一さんが新書を出されたので、読んできました。
落合さんはテクノロジー分野の研究者なのですが、アートにも造詣が深く、メディアアーティストとしても活躍されています。
また、筑波大学で教授を務めておられ、ご自身も子育て中ということもあり、教育に関する言及も多いです。
今回の著書は、まさに、「学び」に関するものなのですが、特に、落合さんが育ってきた環境と、育児観をおもしろく感じたのでご紹介です。
①落合さんが育ってきた環境
お父さんは、信彦さんという名前で、国際情勢や諜報関係のジャーナリストです。
このお父さんも、どうやら切れ者で、子供相手でも「ニーチェを読んでいないやつとは話ができない」というスタンスだったそうです。
子供を子供扱いしない凄み!!
私が、「信彦さんいいな」と感じたのは、「子供の興味・関心事を伸ばしてあげる」姿勢です。
例えば。
落合さんは3〜4歳の頃、物を分解することに興味があったそうです。
家の中にあるものを色々と解体していたようで、電卓や電話までバラバラにしていたとのこと。
分解する前は、「電話はさぞかし難解な仕組みになっているだろう」と思っていたけど、意外とたいしたことがなく、それよりも電卓の方が複雑な造りで子供ながらに感動したそうです。
もしもこの時、「そんなことをするのはやめなさい!」と阻止されていたら、落合さんのテクノロジーに対する好奇心は膨らむことがなかったかもしれません。
②落合さんの子育て
現在、2歳になる息子さんがいらっしゃいます。
先日、家族で外食をした際に、その息子さんがハモをすっかり気に入って美味しそうに食べていたそうです。
子供がハモを好むなんて意外だったそうですが、親がステレオタイプにハマっていると、常にお子様ランチのような「子供向け」メニューになりがちで、子供はそれ以上の味覚に出会うことができないとおっしゃっていました。
「幼児期には、味覚も含む五感を鍛えることが良い」という、落合さんの考え方が特に好きでした。
ただ、子供がハモを食す環境にいるなんて、「やっぱり、お金を稼いでる家庭は一味違うな」という羨望の眼差しです。
英才教育を受けたお子さんが、どのような成長を遂げるのか、いまから楽しみであります!
今日の記事は、こちらを参考に書かせていただきました。
ご興味のある方は、チェックされてみてください!
0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる 学ぶ人と育てる人のための教科書
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!