【日々のこと】通訳になるためには?
みなさま こんにちは。
本日は、「通訳の仕事って、語学以外にも多くのスキルが必要なのだな」と感じさせられたことについてお話しします。
私は、将来やりたい仕事の一つに通訳があります。
今までは、とにかく語学力を高め、日本語を英語に、英語を日本語に正確に訳すことが通訳への道だと思っていました。
でも、その仕事ぶりを近くで実際に拝見すると、言語以外にも大切な能力がありそうです。
大きくは、主に3点です。
①基礎/専門知識を備えていること
私の場合は、業界がライブエンタメなのですが、打ち合わせの場では、照明・音響・特効などの様々なセクションが集まるため、演出面での専門用語が飛び交います。
また、キャストやショーの内容についての言及もなされるため、出演者個人の名前や配役、それぞれの性格なども把握していないと、会話がスムーズに進みません。
②交渉力を備えていること
会議の場で、A社に雇われている場合はA社、B社の通訳として帯同している場合はB社の望みが叶うように話を進めないといけません。
雇い主が発した言葉に説得力が足りない場合は、通訳自身のアイデアで、こちらに有利なように話をしておられました。
③想像/推理力を備えていること
上記の、雇い主に有利なように話を進めることにも通ずるのですが、「自分がこの言葉をそのまま相手に伝えてしまうとどうなるか?」という想像力も大切です。
言うことで藪蛇になること、言わない方が良いと推測されるものは、「あえて訳さない」判断も必要なんだとか。
①〜③を瞬時に同時処理せねばならないと、脳のスタミナもあった方が良さそうです。
課題がたくさんありすぎて、何から手をつければ良いのか分かりません状態です!
でも、「負けるかも、と思った時点で、あなたはもう負けている」と偉い人が言っていたので、コツコツと勉強を積んでいきます!
楽しみながら、一つ一つ学んで行けると良いですよね。
本日も最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました!