【日々のこと】高校生を見て思ったこと
みなさま こんにちは。
本日は、「高校生いいな、って一瞬思ったけど、やっぱり今のままでいいや!」となった時のお話です。
私はその日、仕事で某パフォーマンスショーの公演会場にいました。
そしてそこには、年間行事の芸術鑑賞として、ショーを貸し切ってくれた学校団体が。
制服を着た高校生達がエントランスで仲間と写真を撮ったり、飲食ブースでチュリトスを購入して、おいしそうに食べている姿を見たり。
「学校のマドンナはあの子かな?」とか、「あの男の子はモテそうやな〜」などという目で子供達を眺めたり。
身だしなみや遅刻について、怒ったり怒られたりする先生と生徒をウォッチングしてみたり。
いかにも「青春」という感じで、懐かしい感情を思い出しました。
純粋に、「私より寿命長そうでいいな〜」と考え(もう死を意識している31歳)、身近に「先生」という存在があるのがうらやましく感じました。
数年前までは確実に、「学生って、時間がたくさんあって、なんでもできるからいいな〜」という感情が真っ先にあったのですが、今回は違いました。
私は気付いてしまった。
「学生時代、結構、やりたくないこといっぱいやってなかった?」
大人になった今は、興味があることだけ勉強してても誰からも怒られませんが、中学高校は好きじゃない教科にまで時間を割かなきゃいけない。
私の場合、国語と英語は好きでした。
でも、日本史、世界史、数学、生物、体育はそうでもない。
体育は体操服に着替えるのが億劫レベルで好きじゃない。
なんなら好きや得意に特化して勉強できるはずの大学も、必須科目で体育があり、その単位をもらえないと卒業できないという謎のルール。
いまだに、単位取るために嫌々体育の授業に出席する夢を見る。
これはもう末期症状である。
体育嫌いの人泣かせのシステムなのである。
話が少し逸れたが、不得意な分野も含めて平均点70点を取るよりも、得意分野で200点を取れるように学習しよう!の空気感があればいいのに、と思う。
バランスよく教養があった方がいいのは分かる。
百も承知である。
だがしかし、平均点70点の人が3人集まるよりも、英語で200点取れる人と数学で200点取れる人、日本史で200点取れる人が3人集まった方が、何かすごいことができそうなのである。
もしも高校生の自分に声がかけられたなら、「もっと好きな世界に飛び込んでみて!」及び、「そんなに辛いなら逃げてもいいんだよ、世界はそこだけじゃないよ!」、「大人は楽しいよ!」ということを伝えてあげたいです。
みなさんは、高校生の自分に伝えてあげたかったことは何かありますか?
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!