【英語】「リストラ(解雇)する」:「fire」と「lay off」の違い
英語では、従業員を解雇する際に「リストラ」という単語は使用しません。
リストラの語源は「restructuring」=(再構築)という意味なので一旦忘れてください、それはもう、綺麗さっぱりと。
さて、それでは、「解雇する」と言いたい時には、どの単語を使うかというと、2つの種類があります。
・「fire」
・「lay off」
この2つの単語を、解雇理由によって使い分けることとなります。
・「fire」👉 従業員に原因があって解雇する場合
(従業員本人の勤務態度が悪い、うだつが上がらないなど)
・「lay off」👉 会社の都合で、従業員の首を切る場合
(財政難、経営状況の悪化で給料が支払えないなど)
例文を交えて見てみると、以下のようになります。
〈fire編〉
I was fired because of my health problems.
(私は、自身の健康状態が理由で解雇された。)
I was fired for being late for work because I overslept.
(私は、寝坊して遅刻したことが原因で解雇された。)
〈lay off編〉
The depression has seen many companies lay off workers.
(不況のため、多くの会社が従業員を解雇した。)
I was laid off. It was because of company-wide budget cuts.
(私は、会社の大幅な予算カットのために解雇された。)
「解雇」だなんて、できればご縁のない単語であってほしいですが、英語学習の参考にしていただけると嬉しいです。
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