🍁社会人留学生が通訳になるまでの軌跡🍁

カナダに社会人留学中です* 現地での生活についてつづります。

【英語】「リストラ(解雇)する」:「fire」と「lay off」の違い

英語では、従業員を解雇する際に「リストラ」という単語は使用しません。

 

リストラの語源は「restructuring」=(再構築)という意味なので一旦忘れてください、それはもう、綺麗さっぱりと。

 

 

さて、それでは、「解雇する」と言いたい時には、どの単語を使うかというと、2つの種類があります。

 

・「fire」

・「lay off」

 

この2つの単語を、解雇理由によって使い分けることとなります。

 

 

・「fire」👉 従業員に原因があって解雇する場合

(従業員本人の勤務態度が悪い、うだつが上がらないなど)

 

・「lay off」👉 会社の都合で、従業員の首を切る場合

(財政難、経営状況の悪化で給料が支払えないなど)

 

 

例文を交えて見てみると、以下のようになります。

 

〈fire編〉

I was fired because of my health problems.

(私は、自身の健康状態が理由で解雇された。)

 

I was fired for being late for work because I overslept.

(私は、寝坊して遅刻したことが原因で解雇された。)

 

〈lay off編〉

The depression has seen many companies lay off workers.

(不況のため、多くの会社が従業員を解雇した。)

 

I was laid off. It was because of company-wide budget cuts.

(私は、会社の大幅な予算カットのために解雇された。)

 

 

 

「解雇」だなんて、できればご縁のない単語であってほしいですが、英語学習の参考にしていただけると嬉しいです。

 

 

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