🍁社会人留学生が通訳になるまでの軌跡🍁

カナダに社会人留学中です* 現地での生活についてつづります。

【カナダ生活】385日目:ワーホリ中の心境の変化1年分///最初の4ヶ月

ごきげんようでございます。

 

 

カナダのワーホリビザは、有効期限が1年。

様々な出来事がありましたが、月日の経過は早いもの。

 

今回は、カナダに入国してからワーホリビザが切れるまで、

・どのような心境で過ごしていたか?

・どんな活動をしていたか?

をシェアして参ります。

 

 

本日は、最初の4ヶ月編です。

 

 

1ヶ月目

さぁーて、ようやく長年の夢だった海外生活がスタート!

ホームステイ先に無事到着!

 

Barrieという田舎町へやって参りました。

季節は2月の真冬。

マイナス20度は当たり前。

 

ホストマザーから「ここを訪れた者はみな、1週間以内に必ず風邪をひく」と恐ろしいことを言われる。

私は、海外保険に加入せずにやって来たので、絶対に体調を崩したくない。

「健康管理に気をつけよう」と心に誓う。

 

2週間後には、ジョージアンカレッジでの就学が始まる。

とにかく先ずは、現地の環境に慣れたい所存で暮らす。

 

自炊や家庭的な料理とは縁遠い生活を送ってきたので、生産者の顔(ホストマザー)が見えるごはんがとにかくうまい。

ホストファミリーは、私のことを実の娘のように扱ってくれて居心地もよく、ラッキーな配属である。

 

しばらく生活するうちに、相手の英語が一度で聞き取れないことにがっかり。

何度も聞き返すのが申し訳ないので、ちょくちょく愛想笑いや、分かってないのに分かった素ぶりを挟む。

 

 

2ヶ月目

1ヶ月目の下旬から、大学の授業がスタート。

ジョージアンカレッジに通い始めて2週間が経過。

 

カナダに来る前は、「憧れの海外生活」ということでキラキラした毎日を想像していたけど、冷静に客観視すると、毎日が自宅と学校の往復。

課題もたくさんあるので、授業後も土日も、図書館でお勉強。

 

名付けて、〜SNS映えする写真が1枚もない時代〜

 

大学で見かけるカナダ人女性は、堂々としていて、スタイルも良い。

白人と、このヒョロ長い自分とを比較して、なんだか落ち込む。

とてもじゃないけど、輪に入っていけない。

 

ネイティブの友人はできず、同じ境遇の留学人同士でつるむ。

私は30歳になってからのワーホリで、「自分が長老かな」と思っていたけど、結婚して旦那さんや子供と一緒に留学しにきている人も珍しくないことに驚く。

 

人生には、いろんな選択肢があっていいなぁ。

 

 

と、呑気なことを言ってる場合でもなく、授業が1セメスター(2ヶ月)で終わってしまうので、次にどうするかをそろそろ考えねばならない。

英語力の伸びはまだまだだし、仕事は始められそうにない。

同じ大学でセメスター延長するか?どうしようか?

 

今後の身の振り方を必死で考える。

 

 

3ヶ月目

はじめてのお買いもの。

 

眉ハサミのつもりが爪切りで、ストッキングはサイズが大きすぎ、乳液だと思ったものはなんかよく分からん液体というザマであった。

 

しかし、カナダでは日本よりも気軽に返金に応じてくれる。

それが開封済みであっても、なんなら、使用済であってもだ。

 

返金要望理由に、「商品のクオリティに不満」という項目がある程だ。

これで、買い出しの失敗も怖くないぜ!

 

ショッピングに失敗している一方、通っていた大学で勇気を出してカナディアンに声をかける。

 

たどたどしい英語でもしっかりと耳を傾けてくれて、晴れて友達になる。

相手の英語の発音は綺麗だし、新しい知識もたくさん教えてもらえてアドレナリン爆発。

 

そして、トロントのアッパーマディソンカレッジに通訳翻訳コースがあることを知る。

 

学校に問い合わせてみると、ちょうど来月からのクラスに空き枠があるとのことで、全く眼中になかったトロントへ移住することを決める。

 

 

4ヶ月目

トロントへのお引越し完了。

新たに学校経由で探してもらったホストファミリーにお世話になる。

 

「I'm Chihiro」と名乗ると、「ひょっとして、日本人?千と千尋の神隠しを見たから、ちひろという名前を知っているよ!素晴らしい映画だね!」と複数人に言われる。

 

世界のハヤオミヤザキは、本当に、世界のハヤオミヤザキであった。

 

 

色々と行ってみたいところや食べてみたい物はあるけれど、無職なので、貯金を崩すことに気が引ける。

 

でも、その時、その場所でしか経験できないことなのに「お金もったいないかな〜」という理由で諦めるのはそれこそもったいない。

 

「経験もお金で買おう」と初心を思い出す。

 

それと同時に、「今しかできないことや、何か新しいことをしなきゃ」という謎の焦りが出てくる。

 

その頃ちょうど、トロントNBAの試合が行われるということで、チケット入手。

 

トロントには友達が全くいないので、ひとり観戦。

ひとり行動も慣れたもんです。

 

「あれ?ワーホリとか留学って、友達たくさんできるもんじゃないの?」と、また違った角度からの焦燥感が出現。

 

トロントで新しいコミュニティを形成しなきゃ」と決意する。

 

 

4ヶ月間のまとめ

海外生活は想像していたよりも地味でした(個人談)。

地道に勉強して、でも、なかなか成長が感じられなくて落ち込んで。

 

ネイティブと自分を比較して、無駄に悲しくなって。

カナダに来たら、自信が持てるんじゃないかって予想してたけど、上には上がいることを実感して、がっかり。

 

もちろん、見たことがないもの、聞いたことがないことを新たに知れる喜びはありました。

大きなトラブルもなく毎日を過ごせていることに対する安心感もありました。

 

でも、日本での仕事を投げうってきたのに、次のキャリアにつながる具体的な進路が見つからなくて、それなのにビザの有効期限は着実に消費されていて、とにかく、「焦り」の期間でした。

 

 

この後、アッパーマディソンカレッジという語学学校に通ったり、仕事を見つけたりします。

 

次の記事で引き続き、ご紹介させていただきます。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。