🍁社会人留学生が通訳になるまでの軌跡🍁

カナダに社会人留学中です* 現地での生活についてつづります。

【カナダワーホリ】360〜365日目:自己肯定感が上がった海外生活

ごきげんようでございます。

 

日本を出て、本日でちょうど1年が経ちました。

 

海外に住んで、「私、少しは変われたかな」と実感していることは、自己肯定や自己評価についてです。

 

私は昔から自尊心がものすごく低くて、言葉を発する度に、語尾に「すみません」をつけていたような人間でした。

 

周りに人に何かしてもらったら、「ありがとうございます、すみません」

友人から贈り物をもらったら、「えー、ごめんなー、ありがとう」

初対面の方に容姿をほめてもらったら、「気を使わせてしまって、すみません」

 

もう、そのうち、「おはようございます、すみません」、「やっほー、ごめんなー」とか言い出すんじゃないかという有様。

 

そんな調子だったので、カナダに住み始めた当初も、「私は英語が全然話せなくて、、ごめんなさい」と一言添えつつ、クラスメイトや街の人々(誰)と会話をしていました。

 

「英語が話せない」と言っても、日本を出る前から英会話教室に2年ほど通っていたし、文法も重視する真面目な勤勉タイプなので、大目に見ると、すでにそこそこは話せていたんです。

でもまぁ、謙遜ですね。

あとは、繰り返すようですが、純粋に己の過小評価です。

 

一方、他国からやってきたクラスメイト達って、全く自分のことを下げないんです。

 

どの角度から考察しても、発音汚いし、文法もぐちゃぐちゃなのに(失礼)、絶対に、「つたない私の英語で恐縮です」のオーラを出さない。

 

むしろ、発音が汚すぎて聞き取れず、「ちょ、ごめん、もう一回言って?」と聞き返したら、「は?なんで聞き取れへんねん!やれやれだぜ!」みたいな顔される。

 

自信ありすぎぃぃいぃいいいい!!!!

きぃぃいいいいいぃ!!!!

 

あとは、小さい女の子に、「あら、あなた、かわいいね〜」と言うと、絶対、

「I know 〜!!!!」「もちろんよ〜!!」

と、ものすごく自信たっぷりなリアクションされます。

 

(内心)もしも彼女が同じ幼稚園の仲間だったら友達になれないタイプだ(根暗な性格)

 

側にいる親も、「いえいえ、うちの子なんて」などと、自分の子供を卑下するようなことはなく、「そうでしょう、そうでしょう」と、ご納得されている様子。

 

大人でも子供でも、賞賛されたら、「ありがとう」って必ず素直に受け止めます。

そして、他人のことも、とにかくよく褒める。

 

そんな人々を見ていると、「別に、何が優れてるとか劣っているとかなくて、自分が納得できるように生きていたら、それだけでいいんやな」って自然と思えます。

 

海外生活、辛いことや考えさせられたことも多くあります。

でも、「なんか、楽だな〜」とゆるく生きられる部分もあって、それは、「自分は自分でいい」空気感が影響しているのだと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。