【カナダ留学】17日目:海外の履歴書
みなさま こんにちは。
本日は、海外の履歴書についてお話ししたいと思います。
ホストシスターが履歴書見本をくれたのですが、それは、自分がこれまでに使用してきたものとは異なっていました。
まずは、紙質が上質!!
海外の履歴書全てに当てはまるかどうかは分かりませんが、私のシスターは、自分で文字情報を打ち込んだものを印刷屋さんで加工仕上げしていました。
縦型のラックに差し込んでも、「へニャッ」とならない厚紙のような、しっかりとした台紙。
そして、次に驚いたことは、「性別、生年月日、年齢、証明写真貼り付け欄がない」こと。
人種や経歴、容姿関係なく、「その人がいま現在、どのような能力を持っているのか?」だけに焦点が当てられていることが大変印象的でした。
もしも、企業から性別や年齢などの情報開示を求められたことを不快に思い、訴えたとしても十分に勝算があるらしい。
ちなみに、日本の履歴書は経歴を書くときに、小学校→中学校→高校→大学→就業歴の順だと思いますが、カナダでは昇降順が逆でした。
まず、トップに最新の職歴と、そこでの業績を記入。
その次に、大学でどのような研究をしたかを記述。
その後、高校→中学校→小学校と続きます。
ここからも、「過去は重要視せず、いま現在のスキルと将来の展望に注視」している様子がうかがえました。
逆に言うと、「自分が大学でどのような技能を得たのか?」「前職の経歴を今後、どのように活かしていけるのか?」を、きちんと言葉や数字で明記できる状態でないと、スッカスカの履歴書になってしまうということです。
こちらでは、ボランティアの経験値も日本より重要視されているようで、大学のオリエンテーション時に奉仕活動を激しく推奨されました。
「ただ授業を受けている」「ただ目の前のタスクをこなしている」だけでは、次には繋げられないな、と強く実感しました。
これは、日本でも海外でも同じですね。
1日1日を本当に大切にしなければ!!
また更新させていただきます。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。