🍁社会人留学生が通訳になるまでの軌跡🍁

カナダに社会人留学中です* 現地での生活についてつづります。

【日々のこと】食べるスピードが遅い人の悩み

みなさま こんにちは。

 

私は、食べるスピードが異様に遅い。

咀嚼回数が人よりも圧倒的に多いからだ。

口の中で、こっぱみじんにならないと飲み込めない。

 

よって、今まで生きてきた中で、人様よりも早く食べ終えた試しがない。

 

 

小学生の頃は、給食を平らげた者から順次、校庭へ出て、サッカーや野球に興じる流れであったが、無論、私は昼休み時間をフルに利用して食事をするため、外で遊んだ記憶がほぼない。

 

仮に、遊ぶ時間を確保しようとして、ハイスピードで食べようものなら、消化不良で腹痛を引き起こす。

 

そう、必ず。

 

 

また、大人になった今もなお、咀嚼回数は減っていない。

 

職場で、12時から食事を取り始め、12時20分頃、先に食べ終えた同僚が席を外す。

12時40分に戻ってきた同僚は、依然として食事を終えていない私に向かって、つぶやく。

 

「全然減ってないやん!!この20分間、なにしてたん?」

 

失敬な!私としては、割と食べ進めた方ですよ?

 

 

ラーメンやうどんでも食べようものなら、のんびりすすっている間に、汁を吸った麺がカサを増し、食べても食べても減らないという悪循環ぶりである。

 

 

被害が自分に及ぶだけなら、まだ良い。

 

 

食べるスピードが遅い者にとって、ハイプレッシャーなのは、レストランのコース料理である。

 

例えば、2人でコースを注文した時。

 

一品目が出てきて、二品目が出てくるのって、両者が1プレート目を食べ終えた後じゃないですか?

 

だから、先に食べ終えた相方は、驚異的な遅さで1プレート目を平らげようとしている私が食べ終えるのを待つ羽目になる。

 

この、「私が食べ終わるのを待たれている状態」が、非常にプレッシャーなのである。

 

 

「本当はもっと噛んでから飲み込みたいけど、待たせるの申し訳ないから、飲み込んじゃえ!ごくり!」

 

「手持ち無沙汰すみません!何かおもしろい話でもしなきゃ!でも、喋れば喋るほど、食が進まない!」

 

「まだこんなに残ってる!早く食べなきゃ!!モグモグモグモグ!ごくり!!だめだ、会話に集中できないー!!!!」

 

 

日常生活で、これほどのジレンマがあるだろうか?

 

 

 

そんな中、「純粋に会話を楽しむための食事ができた日」に共通する事項がある。

 

それは、相手が、私の食べるスピードに合わせてくれる場合だ。

 

私が一口食べたタイミングで、私が口に運んだのとほぼ同じくらいの大きさに切り分けたお肉を、相手も一口食べる。

 

私がモグモグしなくなったタイミングで、相手は一口食べ、それに合わせて、私も一口食べる。

 

なんなら、シャンパンやワインのグラスが空くタイミングもほぼ同時で、レストランの店員さんも、給仕をしやすそう。

 

これが、「話の分かる大人」というものなのか。

 

 

さて、ここで、「相手にペースを合わせさせて、罪悪感はないのか!!」とお思いだろうか。

 

申し訳ないが、罪悪感はない!(きっぱり)

 

なぜなら、彼らは、「あなたに食べるペースを合わせてますよ〜」という空気を、いっさい出さないからだ。

 

ふつうに、「え?このひと、食べるスピード遅くない?私と一緒やん!見た目によらず、食べるの遅いんですね!ぷぷぷ!笑」と、勘違いするレベルである。

 

 

でも、私は知っている。

 

彼らが、いつもは昼食を20分以内で平らげる早食い族であることを。

 

小学校時代は、給食をガツガツと胃に流し込み、昼休み時間の大半を遊びの時間に当てていた側の人種だということを。

 

 

 

ということで、食べるのが驚くほど遅い人と食事する際は、さりげなくペースを合わせてあげると、喜ばれるかもしれません!

 

なんの話や!!

 

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!