【日々のこと】コミュニティに所属する意味
みなさま こんにちは。
最近、自分でも意外なことに、「コミュニティに所属することの楽しさ」を実感しています。
就職してからの9年間、平日も休日も、仕事をしている人との付き合いがメインでした。
職場での人間関係に悩みや不満はないですし、むしろ恵まれているくらいだと思います。
なので、その人付き合いについて、関係性を見直したり疑ったりすることはありませんでした。
でも、近頃、考え方が少しだけ変わってきました。
私は数週間前から、勉強会に定期的に参加しています。
そこでは、大学生から一般・専門職、本当に様々な人が集まり、「これからの人生100年時代をどのように生きたいか?」などについて、意見交換をしています。
本好きな私としては嬉しいことに、同じように「趣味が読書」という方がたくさんいます。
ノートを取りながら勉強するだけでなく、みんなで一緒にごはんを食べたり、先生の家に集まってお菓子を食べたりしながら、本当に色々な話をしています。
学びが深いですし、めちゃめちゃ笑いますし、驚いたり、憧れたりもします。
参加者全員が、「他人から1つでも多くのことを学ぼう」という姿勢なので、たわいもない話題でも質問が飛んできて、それに返答することが思考整理に繋がります。
また、多様なバックボーンを持つ人の集合体なので、それぞれがこれまでにどのような経験をし、これから何をしていきたいのかを聞くことが刺激になります。
そこは、自分が心の底から話したいと思っていたことが話せて、また、新しい見解も得られる空間になっています。
人と「会話ができている」という感触が確かにあります。
うわべだけのトークではなくて、自分の深いところに眠っている感情や思考を掘り起こせているイメージです。
私はやはり、ただ楽しいだけでなく、「学びの時間」が好きみたいです。
ここ数年、人付き合いが疲れるというか、「この時間なに?」とか、「この時間使って他のことやりたかったな」と感じてしまう飲み会などが度々あって、「ひとりの方が楽だな」とずっと思っていました。
だいたいこの類の集まりは、当日に「今日、若干面倒になってきた」とか、「『やっぱり開催取りやめます!』の奇跡起きないかな〜」とか、思ってしまっていました。
ちなみに、この頃も、語学スクールやビジネスサークルなど、複数のコミュニティに足を突っ込んでいたのですが、「自分にピッタリとマッチしている」感覚はありませんでした。
でも、今、参加している勉強会は違います。
「確実に、何かしらの学びがあるだろうな」と心の底から思うことができるので、その日を迎えることが本当に待ち遠しいです。
「あ〜、自覚できていなかったけど、私は実は、こういう時間を求めていたのだな」と初めて実感することができました。
自分のぴったりとハマるコミュニティがこの世に存在していたことを知り、感動すら覚えました。
でも、もしかしたら、数ヶ月後には、今のような幸福感はなくなってしまうかもしれません。
そうなった際には、またその時の自分のレベルに合ったコミュニティと巡りあえたらいいなと思います。
終身雇用で一つの会社に勤め、その中で出世することが当たり前だった時代には、会社の同僚との付き合いだけでもよかったけれど、その時代はもう終わるそうです。
自力で個性を生かして社会的地位を確立していける現代では、自分が好きなことや得意なことをテーマにしているコミュニティに加入することが推奨されています。
私は、しっくりとくる集団となかなか出会えない時間が長く続きましたが、ようやくここにたどり着きました。
これからも、自分がハマれる場所を適宜見つけて、まだまだ勉強を続けていきたいと思います。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!