【日々のこと】私はある日、ピーナッツ工場に派遣された。
みなさま こんにちは。
本日は、「ピーナッツ工場へ派遣されたことで気がついた、理想の働き方」についてシェアさせていただきます。
当時、大学生だった私は、派遣会社に登録していました。
その日の派遣先は、ピーナッツ工場。
熟練ピーナッツ工場長や、作業服を身にまとったパートさんに暖かく迎えられ、午前9時に業務開始。
ベルトコンベアの前に立つ。
左向こう側から、等間隔に並べられた空ケースが流れてくる。
私のすぐ隣のパートさんが、決められた量のピーナッツを入れる。
私、その上からフタ閉める。
(噛み合わせが悪くてなかなか閉まらない、全体重をピーナッツ缶によいしょッ!)
という作業を延々と繰り返す。
何度時計を見ても5分しか経たない!
なんなら、途中から3分おきに時の経過をチェックしはじめた!
10時にすらならない!
今日の終業は17時!
ねぇ、あの時計、ちゃんと新しい電池入ってる?
「はぁ、この絶望的な作業、倒れそうや」と思っていたら、本当に貧血で倒れた。
無論、帰宅を強く勧められ、工場を後にした。
ここから学んだことは、私が仕事で得たいのは、単調作業を繰り返したのちに獲得できる達成感ではないということです。
お客様のリアクションが、仕事のやりがいにつながる人。
仕事を通して、自身のスキルアップを図りたい人。
人脈拡大の要素も持たせたい人。
感動体験をしたい人。
など、人によって得たいものは様々。
何が良くて何が悪いとかはない。
ただ、自分が仕事に求めていることが実現できない場所でお金を稼ごうとすると、ピーナッツ工場の私みたいになってしまうかもしれません。
もう10年も前の出来事ですが、ナッツ類を食べる度に思い出すメモリーです。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!