🍁社会人留学生が通訳になるまでの軌跡🍁

カナダに社会人留学中です* 現地での生活についてつづります。

【留学】社会人の私が海外留学を決意するまで。

私は社会人なので、留学するには、今の仕事を辞めるか休職をせねばなりません。

 

数年前までは、「留学したいけどなー、でもなー、どうしよっかなー」と、なかなか留学を決断できずにいました。

 

それはなぜかと言うと、会社を辞めるリスク以上のものを、留学で得られる自信がなかったからです。

 

「今の安定を捨てて、留学を選んだことを後悔したらどうしよう」とか、「留学費用に100万円かかったとして、100万円もしくはそれ以上の価値ある学びができるのかな、お金もったいないかな」とか。

 

でも、徐々にですが、「留学を選んで、もちろん辛い思いをする場面もあるだろうけど、それが後悔にはならないんじゃないか」と思えるようになってきました。

 

余談ですが、私、日々の仕事の忙しさや余裕のなさに飲まれて、自分の夢が海外留学だということを忘れていた期間があったんです。

 

ある時、急に思い立って、会社の同期に「私、留学しようと思うねん!!」と激白したつもりが、「あぁ〜そうやんな〜!前から留学したいって言ってたもんな〜」と言われて拍子抜けしたことがあります。

 

自分の夢を忘れるなんてことがあるんですね!びっくり。

 

でもこの時はまだ、「この仕事もあの仕事も、まだ中途半端にしかできてないから、完璧にできるようになりたい」という思いもあったので、ここで辞めたら後ろ髪引かれすぎるな、と。

 

だから、頭の片隅には「留学」という存在はあったけど、どこかまだ自分とは関係のない世界のもののようでした。

 

そこから3年くらいかけて、自分で仕事を回せることの楽しさもようやく感じられるまでになり、もう次の世代に引き継いでも後悔しないな、という考えに至りました。

 

その頃には、自分と「留学」との距離がぐっと縮まっていました。

 

今の会社でやり残したことを、一つ一つ潰していって、ここでやりたかったことは全てできた!という気持ちになれたことが、留学を決意する土台となりました。

 

それから、運良く仕事で、カナダのバンクーバー出張の機会に恵まれ、タクシーに乗ったりホテルに行って現地の人と言葉をつたないながらも交わし、現地で時間を過ごす中で「なんか私、日本以外でもがんばればやっていけるかもしれない。もっと異国で時間を過ごしてみたい。」と感じました。

 

この感情は、今思えば、「自信がなくて最後の一歩が踏み出せない」、の、その一歩を踏み出せるよう背中を押してくれたものだったような気がします。

 

 

過去の私と同じように、留学で悩んでる人がいるのなら、やっぱり悩むには悩むなりの理由があるのだと思います。

 

でも、なんとなくでも毎日「どうしようかなー」って忘れさえしなければ、いつかは決断が下せると思います。

 

私も、本当はもっとスパ!っと決意したかったけど、あれこれ考えてしまって時間がかかりました。

でも、回り道をしたことで、やり残したこともやれたし、私は数年かけて決めるというのも悪くないのかなって思ったりします*

 

無理に急いで答えを出そうとしなくてもいいのかなって**

 

 

つぎは、どうやって上司に留学の意思を伝えたか、についても記事にしてみたいと思います。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。